しまなみ信用金庫
しまなみ信用金庫
本社所在地:広島県三原市港町1-8-1
創立:1944年(昭和19年)8月1日
事業内容:中小企業・個人専門の協同組織型金融機関(三原市、尾道市、福山市、東広島市、庄原市東城町)
「人間性豊かな楽しい職場環境を作る」地域の信頼は職員の働きやすさから。新規職員のメンタルヘルス研修も重視
職員が抱えるストレスや支店の課題を把握する必要があるとストレスチェックにも組織として重きを置き、高い受検率を維持している。また有給休暇の取得目標を掲げ、年々目標値を上げていった結果、現在ではサポートし合える体制が進みつつあり、休暇を楽しむ余裕も出てきているそうだ。女性の育休取得率は100%を達成。男性も外回りの仕事などで厳しい中、取得する方も出てきたという。
内勤職員はジョブローテーションを導入。窓口担当と後方事務担当が月単位で交代し、後方事務内でも為替の担当とそれ以外の預金の担当、融資事務の担当とそれぞれローテーションをすることを推奨している。総務部から発信し、裁量は各店舗に任せる。他の仕事も担当することによって理解が深まり、お互いに協力的に業務を進めることができるこのローテーション制度が職場環境の良さの一つのカギのようだ。
また、新規職員には必ずメンタルヘルス研修を実施し、メンター制度も設けている。そもそもストレスとは何か、ストレスとの上手な付き合い方を一方的に伝えるのでなく、「自分自身がストレスだと感じたことは何かある?」と質問をまじえ、これまでの経験を振り返り、それを乗り越えてきた過程を考えてもらう形で研修をしているそうだ。メンター・メンティーそれぞれ報告を通して、総務部でも課題を把握・支援できるよう日々対応しているという。「メンター制度のおかげで、相談する環境があるのがいいという声もいただくので、精神的なフラストレーションや悩みが解消できているとすれば環境の改善にもつながっているのかなと思う」と担当者の言葉からも、信頼関係を大切にしながら取り組んでいることが伝わってきた。
今後は若手職員だけでなく、中堅職員やセカンドキャリアを迎える方向けのメンタルヘルスの研修も検討中。コロナが落ち着き、徐々に研修や地域とのつながりが復活できるようになった今、講師を招き、管理職向けに部下とのコミュニケーションの取り方やコーチング研修なども再開した。そういった積み重ねを通して、お互いの歩み寄り・コミュニケーションがさらに進むことを願い、特に力を入れていると話していた。
受賞法人ご担当者からのコメント
総務部 主任業務役 堀内 久美子 様
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