医療法人紡世会かわぐちレディースクリニック
医療法人紡世会かわぐちレディースクリニック
本社所在地:埼玉県川口市南前川2-4-20
創立:2020(令和2)年4月
事業内容:
産科・婦人科・産婦人科・性病科・麻酔科診療
不妊症専門外来、更年期障害(女性)専門外来、女性専門外来
医療施設ならではのホスピタリティ溢れる取り組みが、職場のワークエンゲージメント向上や心理的安全性にも寄与

同院は1967年に川口市芝下で開院した「渋川産婦人科医院」からの流れを組んでいる。施設の老朽化に伴い、2018年に川口市南前川に移って「前川レディースクリニック」と名称を変え、2020年4月に無痛分娩や家族立会帝王切開などに特化した産科の専門施設「かわぐちレディースクリニック」を新設。50年近く地域に根ざした産婦人科医療を行ってきた実績から、同院開設前年の2019年に医療法人「紡世会」設立が認可されたという。開設からほどなくして従業員数が50名を超え、同院初めてのストレスチェック実施から縁あって「ソシキスイッチ ストレスチェック」サービスを採用いただいた。
患者の安全と新たな命を育む産婦人科医療に従事する職員の責任は大きく、多忙を極めるが、ストレスチェック実施の初年度から例年ほぼ100パーセントに近い受検率(回収率)を維持し、2022年の実施では総合健康リスクと高ストレス者割合のいずれも弊社「ストレスチェック業界平均値」における医療業の平均値を大きく下回る良好な結果となった。
値が良好な要因として、多忙さをネガティブに捉えず、前向きに仕事と向き合う人が多いのは医療業界でよく見られる傾向だが、業務裁量の範囲や作業量のコントロールを部署ごとに委ねられ各々取り組む風土や、院内の会議では公平に発言したり議論できる機会があったりと、風通しの良い職場環境であることが大きいかもしれないという実施担当者の声があった。
女性が多い職場ならではの福利厚生が手厚く、健康診断時の婦人科系オプションの費用負担があり、職員のメンタルケア対策の取り組みも進めている。育児と仕事の両立支援においては院内託児所を同院設立当初から開設。コロナ禍にも大きく機能したそうで、育休の取得率や復帰率は現在100パーセントだという。
同院のインスタグラムなどで多数の画像を確認できるが、入院患者向けに栄養面だけなく味にも定評がある豪華な食事を安価で食べることができるなど、充実した食事補助のサービスも少なからず従業員の身体と心と充たす要因の一つになっている、と考えるのは決して短絡的な発想ではないように思う。産業医と連携したメンタルケアの施策にも着手し、医療従事者による医療従事者のためのホスピタリティ溢れる取り組みは職場のワークエンゲージメントと心理的安全性を高め、良好なストレスチェック結果にも少なからずつながっていることは確かである。
受賞法人ご担当者からのコメント
総務課 主任 新山 真由 様
受賞法人の「ソシキスイッチ ストレスチェック」導入事例
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