カルナバイオサイエンス株式会社
カルナバイオサイエンス株式会社
本社所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目5番5号 BMA 3F
設立:2003(平成15)年4月
事業内容:創薬事業、創薬支援事業
創業期から「研究者集団」として能力を発揮しやすく、ワークライフバランスが取りやすい社内文化の醸成に努める
今回ストレスチェック実施の受検率の高さに加え、総合健康リスク・高ストレス者割合のいずれも良好な結果となった理由について、担当者は「仕事をするときはする、休むときはきちんと休むというメリハリを持ってポテンシャル高く働ける」職場環境が要因の一つだと考えている。創薬に関わる研究開発職、製造に関わる技術職、営業職、事務職などさまざまな職種が、それぞれの力を発揮してメリハリのある仕事をする雰囲気が浸透。フレックス制度や年休・特別休暇などを活用し、ワークライフバランスが保ちやすく、働きやすい職場づくりに邁進してきたと話す。「小さい会社なので役員を含め、上司との垣根は低いように思います。そのため、仕事のことだけではなく個人的なことも直接相談しやすい環境があるように感じます。役員を含めた上司に忌憚ない意見を自由に言える雰囲気になっています」とのこと。この風通しの良さは創業期からの同社の特長の一つであり、「専門的な研究者集団」として各自がモチベーション高く、能力をいかんなく発揮できるよう業務フローや実験設備を整えてきたことはもちろん、社内の文化として大切に築き上げてきた努力と創意工夫が窺える。
従業員の半数以上が女性で、出産や育児、介護が必要な方も多いが、そういった事例が出た際にはどこまで会社がサポートできるか議論を重ねることもしばしば。女性活躍推進が叫ばれる昨今だが、むしろ女性・男性と区別することなく、社内制度を活用し、フレックス制度の運用や育児・介護休暇の取得など従業員のプライベートに合わせて働く時間の調整や柔軟な働き方ができるよう社内制度が整備され、法律に則りアップデートしているそうだ。誰にとっても働きやすい、子育てや介護もしやすい、ワークライフバランスが取りやすい職場環境の実現を目指しているという。
薬品の取り扱いや実験を行う職場のため、安全対策の配慮も欠かせない。例えば、災害時の連絡システムなどを作り、コンプライアンス対応も整備している。有害な試薬を扱う職場なので、健康被害に留意するなど安全衛生管理にも細心の注意を払っている。
大手製薬会社では難しい課題にも挑戦し続ける「研究者集団」としての成果と高いモチベーションは、これらの職場環境と社内文化の中で着実に育まれてきたよう思われる。
受賞法人ご担当者からのコメント
取締役/経営管理本部長 山本 詠美 様
受賞法人の「ソシキスイッチ ストレスチェック」導入事例
ソシキスイッチ ストレスチェック
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