学校法人クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン
学校法人クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン
所在地:東京都東久留米市新川町1丁目2−14
創立:1950(昭和25)年
事業内容:インターナショナルスクール
クリスチャンスクールならではのコミュニティー(共同体)が支える、相談しやすい環境・サポートでバックアップ

同校はキリスト教福音派宣教師の親を持つ子どもを中心にしたインターナショナルスクールで、幼稚園から高等学校まで13年間にわたる教育プログラムを提供している。
教職員全員が宣教師で世界各国から集っているが、同じ信仰心に基づく目的(purpose)・使命(mission)を持ち、何かあったときには個人の意向は尊重しながら必要に応じて悩みを共有し助け合う文化が根付いている。母国を離れ文化や慣習の異なる外国で働く場合はストレスを抱えやすいのではないかと想像するが、学校長によれば、信仰心のみならず職場を共にするコミュニティーの中で、お互いのサポートが自然と生まれることに加えて、スーパーバイザーが教職員それぞれにつき、仕事から個人的な生活面の悩みまで何でも相談できる体制が整っていることで、職場のストレスが少ない傾向にあるのではないかという。また、国際基準に基づく年間スケジュールで、しっかり働き・しっかり休む「メリハリをつけた働き方」が保てるような配慮がされていて、学校長・人事部長をはじめとするマネジメント側も仕事と休息のバランスが保てるようなサポート体制が整っていることも大きいのではないかと語っていた。
また、学校としての共通の目標、教職員それぞれの将来と成長を見据えて働けるよう方向性を示すのもスーパーバイザーの役割で、各々の仕事をよく理解したうえで研修や学びの機会など有益な情報があれば併せて提供・推奨している。
産業医から話を聞く限りでも、職場が原因というより個人的な悩みを抱えているケースが多いそうで、日常的にスーパーバイザーや同僚に相談できる関係性があり、ときには同じキリスト教徒として、公私の悩みで一緒に祈りを捧げることもあるという。
「組織の構成やヒエラルキーはそれほど重要ではないと考えています。私は学校長という立場ですが、いつでもフレンドリーな会話を歓迎していますし、この学校で働く誰もが私のところにいつでも・どんなことでも相談に来てほしい、そしてそれを教職員にもわかっていてほしいと思っています。もちろん私には他の人にはない責任もありますが、個人のヒエラルキーではなくてもっと人間的に対等に、と思っています」と想いを話す学校長。こうした相談しやすい関係性やサポート体制は、職場の上司・同僚の関係を超えた、クリスチャンとしての支柱が大きいのかもしれない。個人の信仰から教会・コミュニティー(共同体)で支える機能につながり、精神的な安定を保つことでより働きやすく、それぞれが成長していける場づくりが可能になるのではないだろうか。
もとは違うところに住んでいた教職員・家族が学校の近くに引っ越してきたり、卒業した子どもが将来、教職員として戻ってきたりすることも少なくないという。子どもたちの成長をともに見守り「ファミリーのように長い時間をともにするコミュニティ」として、そこに通う子どもや保護者だけでなく、教職員の間に生まれる安心感・信頼感の大きさがうかがえた。
受賞法人ご担当者からのコメント
スタッフの心身の安定は質の高い教育に大きく貢献すると考えております。今後もストレスチェックを活用しながら、コミュニティーとして日常の中で出来るサポートを日頃から心がけて参りたいと思います。
人事部長補佐 井坂 由季子 様
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