社会福祉法人愛隣館 グループホームつぐみ
社会福祉法人愛隣館 グループホームつぐみ
本社所在地:埼玉県朝霞市溝沼7-10-7
創立:2018(平成30)年10月1日
事業内容:障がい者福祉サービス
共同生活援助事業・短期入所事業
「選ばれる施設」を目指し、施設の雰囲気や職員同士の関係性も含めて働きやすい職場づくりに取り組む
法律上はストレスチェックの実施義務はないが、福祉の現場ゆえの意思疎通の難しさや対人関係など、職員が抱えるストレスを事業所として把握するため、また「(腰痛を含む)心身の健康管理」対策を講じることで福祉・介護職員の処遇改善加算の取得も含めて、ストレスチェックを実施している。
職員は、法人の母体である保育園を引退した先生方や卒園生の保護者などすべてが知人で構成されている。一人一人がどこかでつながっているから関係性は良好なのかもしれないとのことだが、その勤務体制や姿勢、幅広い年代の方が働く職場ゆえの工夫が印象的だ。年齢・役職問わず、皆が同じ目線・同じ立ち位置で現場に入り、お互いに学ぶ姿勢を持つこと。フォローがないと利用者の不利益につながることもあるため連携は欠かせないという。「対人支援の現場に正解はありません。私の接し方も正解であれば、他の職員が接している時に利用者さんが落ち着いたら、それはもう一つの正解だと思うんです」という組織・立場で壁を作らない姿勢の陰では、年齢、勤務時間、夜勤体制などそれぞれの要望や状況を踏まえた配置、ケース会議の持ち方などに対しても細かな配慮があることがうかがえる。皆が同じ現場の支援に携わっているからこそ、「一人が悩んでいるのではなく全体が同じ悩みを持っている」と職員に伝え対応を検討するなど、ストレスを軽減する工夫をしているという。さらに、職員の年齢や得意不得意を考慮し、例えば手書きに慣れている方には今までのやり方で業務を行ってもらい、デジタル化を苦と感じない管理者の方で事務処理をラクにするという発想で、新たなストレスを生まずに業務効率化を目指していく方針だ。
「グループホームは利用者さんにとって生活の場なので、常に家にいるような感覚で過ごしていただきたいなと思っています。こちらから応募をかけるのではなくて「ここの施設に入りたい」と思っていただけるような、職員にとっても働きやすく、ご家族・利用者の方から「選ばれる施設」を目指していきたいですね」という言葉からは受検率の高さ以上のものが伝わってくる。
受賞法人ご担当者からのコメント
施設管理者 兼務 サービス管理責任者 栗山 享起 様
受賞法人の「ソシキスイッチ ストレスチェック」導入事例
ソシキスイッチ ストレスチェック
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